業務日誌

もう少しですね…

「もう少しですね。」と担当者は言いました。

私は「そうですね。」と返事はしたものの、内心では「たぶん、「もう少し」じゃないと思う。」と感じていました。

帰化申請は法務局への訪問が必要

帰化を申請する場合、何度か法務局と事前面談することが必要です。

私のような行政書士が手続きをする場合も同様です。
少なくとも、事前相談で1回、必要書類がそろったのち法務局に必要書類の確認を取るために1回、少なくとも2回は面談することになります。

ちなみに法務局に訪問する際は、事前の予約が必要です。

最近、広島法務局では帰化の申請が混んでいるらしく、面談の予約を入れようとしても1か月以上待たされます。
広島でもこんな状況ですから、他の地域ではもっと時間がかかるかもしれません。

そのため帰化を申請する場合は、早めに予約を入れておかないと時間ばかりかかることになります。

もう少し…? いや、そこからが長いから

今回、私が引き受けたのは中東のとある国の方の帰化申請でした。

さすがに難しく、数度、法務局を訪問し打ち合わせを重ねました。
何度かの打ち合わせの後、担当者が言ったセリフが「もう少しですね。」だったのです。

ですが、物事って「あともう少し」のところからが時間がかかるんです。

「もう少し」の状態からすんなり完成できるのなら苦労はしません。

現時点でもまだ用意できていない資料の取得、依頼者との細かな打ち合わせ、申請書の記載ミスのチェック…等等等、ここから細かな作業が続くんです。

ここからが本番ですね。気を引き締めて頑張ります。