みなさま、こんにちは。
申請取次行政書士の高橋浩二です。
ネットで面白い記事を見つけました。
『外国人労働者拡大へ 首相、家事支援など活用指示「女性の活躍推進の観点から」』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140404/plc14040423520026-n1.htm
とうとうお手伝いさんの分野にも外国人が入ってくるんでしょうか?
現在の制度では、このような外国人のお手伝いさんに対するビザは一般的には発給されません。
例外的に「投資・経営ビザ」や「法律・会計業務ビザ」で入国している外国人が、やむを得ない事情がある場合にお手伝いさんを入国させることができる例があるくらいです。
つまり現在の制度では、日本人が「外国人のお手伝いさんが欲しい」といってもビザは出ません。
もしかすると日本でもお手伝いさんとして外国人が働いている、ということもあるかもしれませんね。
けれど、それは結婚や留学で日本に来た外国人がアルバイトとして働いているのであって、決して来日時にそのようなビザが発給されているわけではありません。
これまでにも外国人へのビザ発給は段階的に緩和されてきましたが、それらは主に事業所等を対象にした緩和政策であり、一般家庭に外国人が入ってくるわけではありません。
そのため、仮にこのようなビザ発給が実現すると、その影響はかなり大きそうですね。
この家事支援のためのビザというのがどうなっていくのか、現時点での詳細は分かりませんが、今後の動向を注意していきたいと思います。