業務日誌

在留資格認定証明書の氏名が修正された話

みなまさ、こんにちは。

申請取次行政書士の高橋浩二です。

今回はゆる~いお話です。
個人的には珍しい話なので、書いてみます。

在留資格認定証明書の氏名が当初から修正されている!

ある外国人女性の新規のビザ申請をした時の話です。

入国管理局で新規のビザ申請をし、めでたくビザが許可されました。
ビザが許可されると、新規のビザ申請の場合は、在留資格認定証明書という書類が発行されます。

この書類には当然、申請者の名前が印字されるわけですが、今回、なぜかその外国人女性の氏名の最後のたった1文字(ミドルネームの部分)が印字されていませんでした。

同時に、印字が欠けている部分(ミドルネーム部分)全体に二重線の末梢があり、すぐ下部に女性のミドルネームが手書きできちんと書かれていました。
在留資格認定証明書の裏面を見ると、氏名訂正と印字があるうえ、女性のフルネーム(姓名ミドルネーム全部)が手書きされており、その横には入国審査官のハンコが押してありました。

私はこれを見たとき、「なんだろ、これ? きちんと印字したものをくれないのかな?」と思いました。
いくら裏面に入国審査官のハンコが押してあるとはいえ、これでは女性が入国するまでの間に、どんな疑惑をかけられるか分かったものではありません。

余計な疑いをかけられるくらいなら、できることなら訂正のないきちんとした在留資格認定証明書が欲しいと思ったわけです。

そこで入国管理局に問い合わせたのですが、問い合わせてやっと理由が分かりました。
みなさんは氏名が訂正された理由がわかりますか?

答えは、要するにこの女性の名前が長すぎた、ということでした。
女性の名前が長すぎて、在留資格認定証明書に名前を印字しきれなかったということだそうです。

そのため、手書きで対応せざるを得なかった訳ですね。
なるほど、納得です。