ビザの基本的なポイント

永住ビザを取得したい

当事務所では日本に永住したいという方の永住ビザ申請をお手伝いしています。
永住ビザ申請をお考えの方はお気軽にお問い合せ下さい。

永住ビザとは

永住ビザというのは、正式には「永住者」という在留資格のことを指します。
「永住者」は他の在留資格よりも有利な点が多々あります。

特に次の2点が有利な点として挙げられるでしょう。

①ビザの更新手続きが不要

「永住者」以外の在留資格では、1年や3年などの期間が決められており、そのたびに更新手続きを行わなければなりません。
しかし「永住者」は無期限の在留資格であるため、一度取得すると更新手続きを行う必要はなくなります。

②自由に仕事を選ぶことができる

多くの在留資格では決められた範囲内の活動しかできません。

たとえば「留学」の在留資格をもっている留学生は日本で勉強はできますが、就労することはできません(別途、資格を取れば一定限度で就労できます)。
また就労系の在留資格をもっている外国人は、決められた範囲内での就労はできますが、まったく別の仕事に就くことはできません。

これに対し、「永住者」は日本でどのような活動をしてもよく、自由に仕事を選ぶことができるという特徴があります。

永住ビザが認められる条件

ではどうすれば永住ビザは取得できるのでしょうか?
永住ビザを取得するためには、外国人が主に次の4つの条件を満たしている必要があります。
(これ以外にも条件はありますが、重要なのはこの4条件です。)

条件1 素行が善良であること

条件2 独立の生計を営む資産または技能をもっていること

条件3 原則として10年以上継続して日本に在留していること(例外もあります)

条件4 現在、取得しているビザの期間が最長のものであること

(永住ビザ取得の条件はとても重要ですので、別項「永住ビザ申請のポイント」で詳しく解説します。)

永住ビザ申請の流れ

では永住ビザを申請するにはどのような手順を踏めばよいのでしょうか。
永住ビザ申請の流れを記載します。

①相談

永住ビザの申請であれば、一人で行うことも十分可能です。

ただ、どうしても永住ビザが欲しい、どのような資料を集めればよいのか分からないという方は、お近くの入国管理局や行政書士に相談されるとよいと思います。

②必要書類の収集

永住ビザを申請すると決めると、次は必要書類を収集します。

③申請書の作成

必要書類を収集したあとは、引き続き申請書を作成します。

④申請書の提出

書類を収集し、申請書を作成すると、入国管理局に永住ビザ申請をします。

永住ビザの審査には半年前後かかるため、少なくともご自身がお持ちの在留期限が切れる半年前には申請書を提出するのが望ましいと思います。

⑤審査結果の通知

入国管理局に申請書を提出してから半年前後で審査結果が通知されます。

万一、不許可の場合は、入国管理局に不許可の理由を問い合わせましょう。
不許可の理由を聞き、対策をとったうえで再度申請されると良いでしょう。