今日、LECで実務家講演会なるものがあり、参加してきました。
いちおう断っておくと、僕はLEC等の資格予備校で
講師をやっているわけでもなんでもないので、僕のような実務家が
資格予備校に行くことはめずらしいことだと思います。
それでも参加したいと思ったのは講師が大手行政書士法人の
代表社員だったし、講演テーマも「伸びる人はとにかく働く」という
非常に興味深いものだったからです。
もともとこの講演は東京での講演なのですが、ネットか何かで
全国中継されていたので、広島のLECに聞きにいきました。
講演自体は、僕が予想していた話とは違ったのでその点は残念でした。
しかし大手行政書士事務所のトップの考えがわかった点は収穫でした。
最後の質疑応答のコーナーで(講演者が法人で業務をしているため)
「行政書士をやるのは法人でないと難しいのか? 個人行政書士では
だめなのか?」という質問がありました。
講師の先生は「自分は法人出身なので、
個人で業務をやっていけるかどうかは何とも言えない
(回答するには自分は適任でないという意味だと僕は理解しました)。」と
答えられていましたが、
僕の意見は個人でやっても全然OKというものです。
基本的に法人と個人の違いというのは業務を組織的にやるか、
そうではないかという違いです。行政書士業務そのものは
組織化・分業化しないとやっていけないものではないので、
個人でやってもぜんぜんかまわないと思います。
(おそらく講師の先生の事務所は業務量が多いので組織的に業務を こなさないと無理なのでしょう)。
最後になりましたが、
LEC広島校のスタッフのみなさまにはお世話になりました。
実務家である僕の聴講を認めていただいたことを感謝いたします。
ありがとうございました。